こんにちは、なねです。
「子は鎹(かすがい)」とは、子が夫婦の縁を保ってくれるものだというたとえですが、
よく言ったものですね~
それほど子の存在は大きく、待ちに待った赤ちゃんですが、もし初めての赤ちゃんだった場合、わからないことだらけで不安になってしまいます。
完全母乳を推進する病院が多いですが、「母乳が出ない」ママも多いよね…
完母を諦めても、混合育児に変えることで赤ちゃんにもママにも最良でありイライラのない生活ができることがとても大事なことになります。
今回は、色々な専門家の話を伺ったうえで適切な内容をまとめていきますね。
混合育児1ヵ月、新生児の赤ちゃんは?
産まれたての赤ちゃんは、生後28日までを新生児と呼び、この世に誕生してまだまだ初心者、ちょっとしたことで機嫌がよくなったり悪くなったりします。
暑すぎる、寒すぎる、なんか居心地が悪い、そんな時は空腹と関係なく泣いて知らせます。
そして、混合育児のママたちは生後1か月の赤ちゃんに
- ミルクの量が足りている?
- 飲みすぎ?
- 授乳間隔はどう?
など、とても不安になりますが、足りているときは機嫌がいいので、それが判断基準になります。下記の様子だと安心できます。
ミルクが足りていない場合は、体重が増えなかったり、機嫌も良くないことから判断できます。
母乳 | 8回以上欲しがるだけ |
ミルクのみ | 1日60~80 mlを8回が目安。 |
混合育児 | 最初に母乳をあげて足りなかったり、うまく飲めていないようなら30~40mからミルクを足してみます。 |
生後5日目では1日8回くらい、3~4時間間隔くらいでしょう。
ミルクの量は、缶に記載された規定量を超えないようにします。
ミルクのみは1日80~120mlを7~8回が目安になり、ゆっくり消化することから胃に負担がかかるので回数はなるべく少なく、あげる間隔は長くします。
混合育児の場合は、生後2週目からは、母乳の後に必要ならミルクをあげて、次の母乳を1回休憩してミルクのみにしても大丈夫です。
混合育児の1ヵ月~2ヵ月の赤ちゃん
母乳 | 7~8回以上欲しがるだけ。 |
ミルクのみ | 1日120~160 mlを6~7回が目安。 |
混合育児 | 最初に母乳をあげて必要に応じてミルクを足します。 |
ウトウトしてきたり、顔を背けたりするなら足りている証拠。
混合育児のスケジュール表を作って一喜一憂しなくても、機嫌がいいなら無理に飲ませなくて大丈夫ですよ。
2ヵ月目になるとママやパパの顔の輪郭や単純な直線、丸、模様のある図形、色の認識もできるようになるので、何かをじっと見ていたら、その「モノの名前」を声に出して教えてあげましょう。
赤ちゃん言葉が出てくる時期でもあるので一緒に会話をしたり、お風呂や食事や散歩も「○○ちゃん、お散歩ですよ~。」など、声に出して言ってあげることで徐々に理解していきます。
お母さんの声が優しい、怒っている、など敏感に察知するようになります。
混合育児の3ヵ月~4ヵ月の赤ちゃん
母乳 | 赤ちゃんのペースで1日6~8回が目安。 |
ミルクのみ | 1日160~200mlを5~6回が目安。 |
混合育児 | 母乳を飲ませてから、赤ちゃんの様子でミルクを足します。授乳間隔が約3時間になるよう、ミルクの量は加減しましょう。1日に5~6回が目安。 |
生後3か月になると体重は誕生時のほぼ倍になり首も座ってきて、
ママやパパのことを目で追うようになり、あやすと声を出して笑うので本当に可愛いです。
赤ちゃんも満腹感がわかるようになり、きょろきょろ遊びながら飲んだりしますし、指しゃぶりもするようになるのもこの時期です。
「あまり飲んでない・・・」と不安に思うことがあっても、機嫌が良くて体重が増えていれば問題ありません。
ワクチンを打つ際に体重も測ってもらえるので、成長曲線上であれば大丈夫です!
生後4ヵ月になるとお座りをしたり寝返りを打ったり、その子の個性も出てきます。
鏡に自分の姿が映るのを面白そうに観察したり、ママを目で追うようになります。
うつぶせは、首回りや肩の筋肉運動にもなるので1日に2~3回してあげましょう。
混合育児の5ヵ月~の赤ちゃん
母乳 | 離乳食1回、授乳6~8回が目安。 |
ミルクのみ | 1日200~240mlを5~6回+離乳食後1回が目安。 |
混合育児 | 離乳食後は、先に母乳を欲しがるだけ与え、足りないようならミルクを足します。 |
小さじ1から始める離乳食は急に増やさないことがポイントです。(小さじ1は2~3日続ける)
生後4~5カ月の赤ちゃんはお昼寝を午前、午後に1回ずつ3~5時間、夜はまとめて寝てくれるようになります。
トータルで12~16時間の睡眠をしっかりとっていれば気にしなくて大丈夫です。
まとめ
混合育児 生後 1ヵ月の新生児の赤ちゃんをメインに授乳回数や間隔、ミルクの量について書いてみました。
赤ちゃん一人ひとりは、それぞれ個性も違うし食事の量も違うので機嫌がよければ気にしなくて基本は大丈夫です。
不安になったら、きちんと調べ、小児科医や母乳外来の専門家に相談することで安心して育てていくことができますね。