完全母乳?混合?完母にこだわらず”混合”で乗り越えろ!

混合育児 母乳メイン

こんにちは!うちの子の食欲がすごいのに、母乳だけでは全く追い付いていない、なねママです。

パパ
パパ

そういえば、ママは母乳のことについてすごく悩んでいたよね?

ママ
ママ

一時期、母乳メインに挑んだものの、1時間に一度の授乳、

夜は泣きっぱなしで精神的にも崩壊しかけました…

そんなある時、夜にミルクを飲ませて、すやすや寝てくれた時の赤ちゃんの表情にホッとしたのと同時に、母乳メインで本当にいいのか?と疑問に思い、今では混合育児でミルクをメインにしています。

今回は私が挑戦していた混合育児における「母乳メイン」についてのお話をさせて頂きます。

まず、私がこれから子育てを始めるママさんに伝えたいのは「母乳が出なくても自分を責めなくていい!」ということです。

大事なことなのでもう一度言いますね。「母乳が出なくても自分を責めなくていい!!」

なぜなら、ミルクがあるから!!!これだけ覚えてもらえれば私は満足です笑

とはいっても周りのお母様方の意見としては

MEMO
  • やっぱり母乳で育てたい
  • 人工のものよりも自然のもので育てたい
  • 母乳のほうが愛情がこもってる
  • 免疫力をつけさせたい
  • 母乳のほうがお金がかからない

といった声をほーっんとによく聞きます。確かに完全母乳の育児もいいけど私は混合育児をお勧めしています!

なぜなら、完全母乳よりも見逃せない大きなメリットがあるからです!

でも、最も大切なのは、母乳にしろミルクにしろお母さんと赤ちゃんペアにあった授乳方法を選択することです。

人によって、時期によって、体調によって、ベストな授乳方法は変わるので、、、

だから、お母さんは授乳方法の選択肢をしっかりもてるように授乳に関する知識をしっかりとつけておきましょう。

そのためにも、今日は母乳メインの混合育児について、その方法やメリット・デメリットをあげながら解説していきます。

なお、その他の授乳に関する記事はこちらです!

母乳は赤ちゃんにとっていい事がたくさん

まず、前提として知っておいてもらいたいのが、母乳には赤ちゃんの健康維持や成長にとても大切なタンパク質、脂質、炭水化物のほかビタミン、ミネラル、ホルモン、酵素などの栄養素がたくさん含まれていることです。

また病原菌から赤ちゃんを守る抗体も含まれているんです!

赤ちゃんが生後数カ月のうちは風邪や感染症にかからないことが多いのは実は母乳が大きな役割をはたしているんですね。

なので、母乳をあげることはとても大事なことです。

混合育児で母乳メイン 

混合育児母乳メインとは、授乳方法の一つであり「完全母乳」まではいかないけれど、基本的に赤ちゃんを母乳で育てつつ、不足分をミルクで補うという方法です。

その他の授乳方法についてはこちらの記事で紹介しています。

母乳 ミルク 混合育児母乳とミルク,混合育児の方法はどれがいい?それぞれのメリットデメリットも

私の授乳方法

まず、赤ちゃんに直接おっぱいを与えます。

それで足りないようであれば不足分をミルクを調乳し与えます。

基本的に赤ちゃんは母乳で育てるイメージでの授乳方法となります。

うちの子の場合、産まれて3日目でミルクだけだと80ml飲んでいたので、とりあえずミルクを80ml作っておいて飲めるだけあげるというスタイルでした。

赤ちゃんは日々飲む量が増えていくのでミルクが余るぐらい作っておくのがベストですね。

また、寝る前はミルクを多めにあげるのが睡眠時間を確保するコツです。

なぜなら母乳よりミルクのほうが腹持ちがいいのでよく寝てくれるからです。

この「夜だけミルク」については下記記事に詳しく書いてありますので読んでみてください!

E赤ちゃん 標準使用量「夜だけミルク」は有り?無し?メリット・デメリットを解説

混合育児で母乳メインに向いている人

では、混合育児母乳メインはどんな人に向いているのか?

私は下記3つに当てはまる人にオススメしております。

母乳がそれなりに出る人

まず母乳メインの前提としてはやはり母乳がある程度出る必要があります。

しっかり母乳が出るお母さんはその分胸も張りやすいです。

なので赤ちゃんにしっかり母乳を飲んでもらうことによって張りを軽減する事ができます。

出来るだけ母乳で育てたい思いがある

冒頭にも書いたように、「やっぱり赤ちゃんは母乳で育てたい!」と思うお母さんは多いのではないでしょうか?

けど、母乳は思ったときに思った量必ず出るわけではないですよね。

母乳だけではなかなか赤ちゃんがお腹いっぱいにならない時にミルクをあくまで補助として使用することによって授乳がスムーズに行われます。

母乳でも育てたいが、誰かに預けることがある人

お母さん本人は母乳で育てたいが、やはり誰かに預けないといけない状況ってありますよね。

その時にミルクも飲むことが出来ると他の人に預けやすくなります。

普段の授乳でもママが母乳で授乳している間にパパがミルクを作って待機することでパパが子育てに参加しやすくなるメリットがあります。

混合育児で母乳メインにするメリット

母乳メインの混合育児のメリットは主に4つです。

MEMO
  • お母さんの心身の負担の軽減
  • 産後のお母さんの体の戻りが早まる
  • 直接ふれあう時間も多いので愛情形成が育む
  • ミルクも飲むことが出来るので、誰かに預ける時助かる

1つずつ詳しく解説していきますね。

お母さんの心身の負担の軽減

結局お母さんにとってはこのメリットが一番大きいのではないでしょうか。

母乳をできる範囲でしっかりあげているから「なるべく母乳で育てたい!」と思うお母さんも納得しやすいです。

それに、母乳がしっかり出ない時もミルクで補うので焦る必要がなく、精神的に余裕をもって育児に取り組めます。

「足りなかったらミルクあげればいっか!」ぐらい楽観的に考えてもらって大丈夫と私は思っています。

また、後に詳しく解説しますが産後のお母さんの体の戻りを早める等、身体的な負担軽減の効果もあります。

特に「母乳で育てたいけど、なかなか母乳が出ない!」といったお母さんには、心身の健康面から母乳メインの混合育児は本当にお勧めです。

だから私もそんなお母様方にはこのメリットをしっかり押しています。

産後のお母さんの体の戻りが早まる

おっぱいを飲んでもらうと母乳は作られます。

母乳を作ることを促すためにオキシトシンというホルモンが出ます。

このオキシトシンは、子宮を収縮させる働きがあります。

そのだめ妊娠によって大きくなった子宮を早く元の状態に戻すことができるため産後のお母さんにとって身体の回復を早めてくれるメリットがあります。

直接ふれあう時間も多いので愛情形成が育む

先ほど述べたオキシトシンは、別名「愛情ホルモン」とも言われます。

授乳するたびにオキシトシンは分泌され、お母さんと赤ちゃんの絆が強くなります。

また直接肌に触れ合うので赤ちゃんにとっても安心感を得る事もでき、お母さんの温もりを直に伝えることができるので2人の繋がりをとても強く感じる事ができます。

ミルクも飲むことが出来るので、誰かに預ける時助かる

ずっとお母さんが赤ちゃんを見続けることはなかなか厳しいですよね。

誰かに預けて外出しないといけない時やお母さんのたまのリフレッシュをするときに普段は母乳メインですが、哺乳瓶でミルクを飲む事ができれば、そのような時にパパや両親、産後ヘルパーさんに授乳してもらう事ができるので助かります。

混合育児で母乳メインにするデメリット

もちろんデメリットも存在します。

つぎは、デメリットを見ていきましょう。こちらも4つ挙げています。

混合育児母乳メインのデメリット

MEMO
  • 授乳にコストがかかる
  • 基本的にお母さんしか授乳する事ができない
  • 自分の食べるものに配慮する必要性がある
  • どれくらい飲めているか把握しづらい

これらのデメリットが気になる場合は、完全ミルクまたは混合育児(ミルクメイン)を考えても良いかもしれません。

詳しく解説していきます。

授乳にコストがかかる

お金がかかる
お金

完全母乳の場合と比べた場合、混合育児はミルクの存在があるため、金銭的にも時間的にもコストがかかります。

ミルクもドラッグストアで1缶(800mg)2000円~3000円かかります。

母乳がメインなので消費量はそこまで多くないですが、これに哺乳瓶といった初期費用も必要になります。

哺乳瓶も1500円~4000円くらいです。

さらに、母乳での授乳に加えてミルクの調乳および哺乳瓶のメンテナンスといった時間もかかります。

それはそうですよね、母乳もあげてミルクもあげるわけですから、、、、

この点は覚悟が必要ですが、ミルクが足りずにぐずることを考えたら、時間的なことはそこまで気にしなくてもいいですよね。

基本的にお母さんしか授乳する事ができない

母乳がメインのためお母さんが授乳の主体となります。

しかし、あくまで母乳メインでありミルクも飲む事ができるため他の人に預けれますが、その際長時間の外出はおっぱいの張りの問題や授乳時間があきすぎてしまう事があるので注意が必要です。

解決策として外出前にしっかり搾乳をしとき、その搾乳したものをあげてもらうとお母さんも胸の張りへの対策ができ、赤ちゃんにとっても搾乳した母乳を温めて授乳してもらえるので良いです。

自分の食べるものに配慮する必要性がある

これは完全母乳の場合も同じですね。

母乳には乳汁移行して赤ちゃんに伝わってしまわない方がいい成分があるため注意が必要です。

MEMO
  • アルコール
  • カフェイン
  • アレルゲン物質

これらを摂取してしまうのも気をつけなくてはいけません。

また薬についても授乳中は服用できないものも多いので注意が必要です。

卒乳した時に美味しいお酒やコーヒーを味わう事ができるので、それを楽しみにしときましょう!

どれくらい飲めているか把握しづらい

母乳がメインだと赤ちゃんが実際にどれくらい飲めているのか目で確認することは難しいです。

また体重の増加が少ないと心配になる事も

どれくらい飲めているか確認する方法としては搾乳機で搾乳し、どれくらい搾れたかをみてそれを赤ちゃんに与えてみてもいいかもしれません。

まとめ

母乳には赤ちゃんにとってもお母さんにとってもたくさんのメリットがあります。

なるべく母乳で育てたい!ってお母さんは多いものですよね。

しかしながら、完全母乳を行いたくてもなかなか母乳がでない人もいます。

母乳をあげる事は大切な事ですがそれによってストレスになる事が1番よくない事です。ミルクをあげる事も決して悪いことではないです。ミルクにはミルクのメリットがあります。

結局はお母さんと赤ちゃんペアにあった授乳方法を選択することが最も大切です(結論)。人によって、時期によって、体調によって、ベストな授乳方法は変わるということですね。

「母乳が良くて、ミルクが悪い」といったことは決してないので、偏った見方をせずにお母さんにとってベストな授乳方法を選択すると、赤ちゃんとより良い愛情関係を気づく事ができるようになるのではないでしょうか。

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